zibibbo

イタリア語を勉強しています

英語はひとまず置いといて、イタリア語に挑戦だ!

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英語はまだモノになっていません。 近々なる予定もありません。 でもなんかやってみたい。 だから始めてみます、イタリア語。

いきなり教科書を開いても、英語の二の舞になる可能性が非常に高いはず。 だからその前に、学び方を学ぼう。

外国語の学び方を調べてみた。

大きく分けて2つのやり方がある。

1.Classical Method

文法を勉強して外国語を母国語に訳していくやり方。 文法訳読法(Grammar-Translation Method)なんて呼ばれ方も。 この方法は、話す人がいなくなったラテン語を読み書きできるようにするために開発された。だから聞いたり話したりすることは想定外。

学校の勉強はこれですね。

2.Direct Method

聞いたり話したりできない外国語学習なんて意味がない。 そこで、子どもが母国語を自然に学んでいくさまを真似た学習法が開発されました。 直接教授法と呼ばれるこの方法は、外国語を母国語に訳さずにそのまま理解しようというもの。

英会話教室などでやっているやつですね。

でも、この方法が開発されたのは1880年代。 その後、大人になると子どものように言葉を覚えていくことはできない、ということが明らかに。 臨界期仮説と呼ばれている。 ある年齢を過ぎてしまうと言葉を聞いたり話したりしているだけでは、頭の中に文法が構築されていくことはないらしい。 したがって、この方法だけでは外国語ができるようにはならない、ということになる。

じゃあなぜこの方法がいまだに流行っているのか?

たぶん、文法を一生懸命勉強していた人たちが、新しく開発されたこの方法を取り入れて一気に開花したからだろう。 その成功体験の勘違いが、ずっと続いているんじゃないかな。

なんてこった!

結局、聞き流しているだけでペラペラになるとか、そんなおいしい話はないみたい。 文法を勉強して、単語を覚えて、発音、アクセントなど、その言葉らしく話す訓練をするしかないという普通の結論にたどり着いてしまった。

これじゃ今までの勉強法と大差はない、やる前から失敗が目に見えてるよ。

何かほかにないの?

外国語を1つもモノにできていないぼくと違って、世の中には何か国語もしゃべることができる人たちがいる。 そういう人たちも文法、単語、発音とこつこつ勉強してるはず。 でも結果が違い過ぎる、この差はどこから生まれてくるのか? 絶対に何かコツがあるはずだ。 だから、その人たちの話を聞いてみよう。

5 techniques to speak any language | Sid Efromovich | TEDxUpperEastSide
How to learn any language in six months | Chris Lonsdale | TEDxLingnanUniversity
Hacking Language Learning: Dr. Conor Quinn at TEDxDirigo
Breaking the language barrier | Tim Doner | TEDxTeen 2014

ざっくりとまとめてみる

発音

発音記号の音をちゃんと出せるようになるまで訓練する。 間違えて、間違えて、どうしてうまくいかないのか考える。 とにかく真似る。 そうすることで、耳もその音をとらえられるようになっていく。

カタカナ表記に頼っているうちは上達のしようがないんだね。 カタカナとしては完璧な発音をしているので、自分が間違っているとは思わない。 そして、なんで通じないのかと頭をひねる羽目になる。

語彙

記憶するときに、外国語=母国語にしない。 間にイメージを挟んで、外国語=イメージ=母国語にする。 よく使う単語、必要な単語に集中する。

文法

文法は憶えるものじゃなくて、使うもの。 使うのはノートの上じゃなく、しゃべって使う。

文法のトレーニングとして会話がある、という考え方。 この考え方がないから、英会話なんて変な言葉が生まれたのかな?

希望が見えてきた

文法を勉強してから話し始めるという、ぼくの考えていた勉強法とはだいぶ違う方法にたどり着いた。 とても無駄のない方法に思えるし、これならできるようになるんじゃないかと思わせてくれる。 楽観的な姿勢も重要だって言ってたしね。 だからこの方針でやっていきたいと思います。 後は、これをどう実践していくか。 それが問題だ。